住宅購入・準備基礎

マンション3LDKの間取り図やそれぞれの部屋の特徴

3LDKの間取り、4種類

マンションの3LDKの間取りには斬新なタイプもありますが、一般的には4つの種類に分けられます。

  • 田の字型
  • 角住戸(角部屋)
  • センターイン
  • ワイドスパン

どれも良く使われる名称です。特徴と含めて覚えておきましょう。

マンション3LDKの間取りの主な配置図とその特徴についてご紹介します。

田の字型の間取り

3LDKの中で最も有名で昔からよく見かけるのが「田の字」型の間取りです。

この田の字型は昔からある正方形リビングと最近よく見かけるワイド型リビングがあります。

正方形リビング

間取り、田の字型

3LDKの中で最もポピュラーな間取りです。昔の団地からよく見かけます(団地の場合はLDが入口に近い形)。

この正方形リビングは、それぞれの部屋の独立性が高いのでプライバシーを確保できる点が特徴です。

廊下があるので採光は一部だけでになります。入口側の洋室は太陽が入らないところもあります。また、リビングが他の3LDKより狭いので、窮屈に感じるかもしれません。

台所(キッチン)は挟まれた形になるので、風が通らないことが多く、夏場は熱がこもりやすくなります。

この田の字型はシンプルで作りやすいこともあり、マンションのコストダウンに適しています。

 

ワイド型リビング

間取り田の字型、ワイド型リビング

ワイド型リビングは最近最もよく見かける間取りです。入口付近は同じですが、LDを横一杯に取る代わりに、その残りのスペースに四畳半の和室が配置されています。

最もよく利用するリビングを大きく使える点が特徴です。リビングの採光はいいので開放的でもあります。

ただし隣接する四畳半の和室の通気と採光がよくありません。この和室の使い道が難しいのが難点。角部屋以外でよく見かけます。

ただ、和室を余らせていると色々な目的で使えます。

襖(ふすま)があるので親が泊まりに来た時に客間として使用したり、子供が小さい時は昼寝としても和室は活躍しれくます。LDからもよく見えるので当時は助かりました。

その他、入口すぐに洋室があると、リビングを通る必要がないので、親の知人が来た時はすぐに部屋に入れます。

それに対し、入口すぐの部屋を子供部屋にしてしまうと、大きくなってきた時に今いるのかがわからないというデメリットもあります。

 

角住戸(角部屋)

3LDK間取り、角住戸

角住戸はその名の通り、マンションの角部屋にあたります。よくあるのは南西角か南東角。

その為、南側横一面のバルコニー以外に、東側か西側に小さな小窓やバルコニー、サービスバルコニーが設置されています。たまにL字型のバルコニーも見かけます。

光りが多方向から取り入れられるのは大きなメリット。最低でも2方向、最大3方向からの採光が可能です。

角部屋になるので、外廊下を通る人が少なくバルコニーを広く使えるのが特徴です。

ただし、マンションの両端しか造れないため、価格が割高になります

 

ワイドスパン

3LDK間取り、ワイドスパン

ワイドスパンとは、バルコニー側に開口部分が7m以上となる広めのタイプを言います。

採光が最もあり、間取りの自由度もあります。しかし販売価格が割高であることが多いのが特徴です。

 

センターイン

3LDK間取り、センターイン

センターインタイプとは、中央に玄関を設けたタイプです。入ってすぐに左右に分かれるのでプライベートと客間とを分けることができます。

お客さんが来た時に洋室を見られないメリットがあります。各部屋が独立しているタイプを希望される場合はこの形が良さそうです。

ただしプライベートが確保されている分、誰が出入りしたかがわかりにくいというデメリットもあります。見通しが悪いという考え方もできます。

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