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マンション選びで収納スペースのチェックはかなり重要

マンションのウォークインクローゼット

マンション選びをする時に、まず部屋のサイズや間取りを中心に見ていく方がほとんどだと思います。

その次にチェックすべきことは収納スペース

これを見落とすと、実際に住んでから後悔することになります。

私も4度引越しをし、その都度収納スペースには手こずった経験があります。

収納スペースによっては、今ある家具を使うのか、その中にある服、食器、子供のおもちゃ、本などをどうするのかを購入前に考えるようにしましょう。

今回はマンション選びの時点で、収納スペースはどうチェックしたらよいのかについてご紹介します。

まず最初に間取り図で収納スペースをチェック

マンションの収納スペース、クローゼット

まずは候補に挙がっているマンションの間取り図を見て、収納場所をチェックしましょう。

その間取り図にある収納場所に〇をつけても良いと思います。

そうすると収納スペースを多く使ってマンションとそうでないマンションとに大きく分かれます。

新築マンションはウォークインクローゼットやシューズインクローゼットが一般的で、収納エリアがかなり多く取られていますが、中古マンションの場合はその年代によって変わってきます。

かなり前の中古マンションは部屋のサイズは結構広いのですが、その代わりに収納場所が少ないので、もし候補に入っているのであれば、家具を購入する必要があることを考えておきましょう。

家具を置くとその分、部屋が狭くなることも考慮する必要があります。

 

おしゃれなデザインのマンションの場合は、デザイン性を重視している半面、機能性が悪い印象があります。

私はこのようなマンションに憧れていた時期がありました。実際に住んでみると、収納スペースがほとんどなく苦労した経験があります。

当時は家具を追加購入したり、それ以上置くことができなかったことで、荷物などがはみ出したりもしました。

荷物が溢れると、おしゃれなはずの部屋が台無しになったことがあります。

一部屋が収納エリアとして使っていたもったいない経験があるので、個人的に収納スペースの確保はかなり重要性の高いチェックポイントだと実感しています。

クローゼット以外には、洗濯機や洗面台周辺の収納は必須です。わざわざ離れた場所に置けないものが多いので、この辺りは特にチェックするようにしましょう。

 

収納率の計算方法

マンションのウォークインクローゼット

その部屋に対して収納スペースはどれだけを占めているのかについて計算する方法があります。

  • 収納率(%)=収納スペースの面積÷部屋の面積(専有面積)

ある程度間取り図から上の計算方法で収納率を計算することができますが、各会社が収納率を出しているので、住みたい部屋の収納率を出してもらってください。

収納率で満足でるのは12%以上だと言われています。一般的には7〜10%が多いようです

私も中古マンションの購入にあたり何冊も本を読みましたが、どの本も12%でした。

収納とは「天井から床までが使えるスペースのこと」を指します。

つまりトイレ上部やキッチン上部・下部などは、収納スペースの面積に入れて計算に入れてはいけないことになっています。

しかし含んで出している会社もあり、それは違法であることを知っておきましょう。

収納率を知った上で、実際の収納エリアをチェックして見てください。

 

平面の間取り図だけではわからないことがあるので、現地確認が必要

マンションのシューズインクローゼット

現地に中古マンションを見に行ってみると、自分が想像していた収納スペースが、実際に住んでみると思ったより狭かった、とか、ある場所の上部又は下部だけにしか無かったということがあります。

また、無理やり作られている収納スペースもありました。何とかして収納エリアを作ろうと後付けしているのがわかります。

現地を見て、それらの収納エリアに対し、使い勝手はどう変わるのかを想像する必要があります。これまでの生活スタイルから考慮してみましょう。

これらは間取りの平面図ではわかりにくいことなので、中古マンションの場合は必ず現地でチェックしたいところです。

新築マンションの場合はまだ建てられていないので、残念ながら間取り図とモデルルームの一室から想像するしかありません。

モデルルームで貰えるパンフレットの図面集で寸法などがわかるので、それで希望の位置に置けるのかを確認しておきましょう。

関連マンションの収納場所の種類について

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