マンション管理

マンションの共用施設、必要なもの・不要なものを知ろう

マンションの入口

マンションの共用施設はタダではありません。毎月の管理費から使われています。

マンション内に複数の共用施設がありますが、生活に必要なもの、便利なもの、全く使わないものまで色々。

中には必要の無いものまで現存していています。

今後何が必要で、何が不要なのかをみんなで考えていくことで維持管理費を抑えることに繋がります。

そこで今回は「共用施設は何が必要か?」と題して使える施設使えない施設をまとめてみたので紹介します。

マンション 使える共用施設

マンションにあると便利な共用施設をまとめました。どれも毎日の生活に欠かせ無いものが中心になっているのがわかります。

ゴミステーション

マンションゴミステーション(ダストボックス)

「24時間ゴミステーション」管理費は結構かかりますが、毎日の生活でかかせないものであり必須設備です。

24時間いつでもゴミを出せるのは最大のメリット。回収日や時間を気にせず、24時間好きな時にゴミを捨てられます。

マンションに住む理由の一つに挙げられるくらい便利な施設。各階にゴミステーションが設置されているマンションもあります。

住人の生活環境がそれぞれ異なるので、いつでもゴミが出せるのは助かります。

suumoの人気共用施設ランキングでも1位を獲得しています。

 

駐車場

マンションの駐車場

車を持っている人にとっては必須施設です。

マンションが駅から近い場合や車を持た無い家庭もあり、全戸数の駐車スペースは必要ありません。

ただし機械式の立体駐車場だと、保守メンテナンス料金が発生するのランニングコストがかかるので注意しましょう。

 

駐輪場・サイクルポート

マンションの駐輪場

駐輪場が多いのですが、最近はサイクルポートが人気です

駐輪場

駅から少しだけ離れていたりすると自転車が必要になります。

子供がいる家庭ではいずれ子供用自転車の場所も確保する必要があるので、ファミリータイプのマンションは結構駐輪場が必要になります。

実は私が住んでいるマンションでは当初予定していた駐輪場では台数が足りなくなったという問題が現在発生しました。

現在は止められない自転車が出てきて、管理組合でどう対処するかを考え中となっています。

このような事態があるので、駐輪場は重要。中古マンションを探されている方は駐輪場をチェックすると、そのマンションの状態がわかると思います。

 

サイクルポート

住戸ごとに区画を設けた専用の駐輪スペースのことを「サイクルポート」と言います。

このサイクルポートなら自転車や子供の三輪車などを約3台分のスペースが区分けされています。

その他、ベビーカーや子供用のキックボードなども。

手軽に駐車できて、台数分も確保されているので、駐輪スペースがあるマンションでは「サイクルポート」が使われています。

 

ロビーラウンジ

マンションロビー

マンションの入り口すぐにあるロビーは、マンションの顔とも言える設備です。

帰宅時に綺麗で高級感のあるロビーを見るだけで気分が盛り上がります。まるで高級ホテルのような気分もあじわえます。

訪問者がを部屋に入れたく無い場合は、ロビーで話ができるので結構便利ですよ。待ち合わせや簡単な会話にも使えます。

知人が遊びにきた時に、一戸建てにはない部分なので、ホテルのようなロビーに驚かれます。

 

宅配ボックス(宅配ロッカー)

マンションの宅配ボックス

宅急便の不在時に便利なのが宅配ボックス(ロッカー)です。

私が住んでいるマンションは以前はフロントサービスがあったのですが、人件費がかかるので廃止し宅配ボックスに変更されました

これがあって本当に助かります。

以前住んでいた賃貸マンションには宅配ボックスがなかったので、こんな便利なものがあるんだと驚いています。

不在票を見ては再配達依頼や待ち時間がなくなります。

最近は荷物の発送やクリーニングの集荷に対応するタイプや、複数の荷物を保管できる、メールボックス一体化タイプもあります。

suumoの人気共用施設ランキング2位。

 

勉強ルーム(スタディルーム)・ライブラリールーム

たまに部屋から出て気分転換に本を読んだり、ノートパソコンを使いたくなる時があります。

その場合、スタディルームがあると便利。

確かに使わない人もいるのですが、他の共用施設のように維持費がそれほどかからないメリットがあります。

カフェ代を節約できるのも魅力。

最近では書店と連携して定期的に新刊が届くというサービスもあります。

 

防災備蓄庫

地震などの自然災害を想定して、簡易トイレやストレッチやー、発電機などを共有で備蓄しているのが「防災備蓄庫」。

スペースを設けたり、エレベーターの奥に入れていたりと色々な可能性を想定して保管しています。

水や簡易トイレぐらいは各家庭で用意できますが、ポータブル発電機は自分で用意しづらく、共有で保持しておくのに最適です。

各自用意しておくものと、備蓄するものを各マンションの管理組合が決めています。

suumoの人気共用施設ランキング4位

 

不要な共用施設

一部の人しか使わない無駄な共用施設をまとめてみました。維持費がかかります。

噴水

私が住んでいるマンションには、入り口に小さな庭園を作ってそこに噴水が流れています。

このミニ庭園は新築時はマンションの顔として誰もが良いと思ったそうですが、水が流れる噴水の水代、掃除代などの維持費がかかるので途中から停止され、今では全く水が流れていません。

ちなみに私は水が停止してから中古マンションを購入したので、噴水の水が出ているところを一度も見たことがありません。

 

ゲストルーム

来客用の宿泊施設ゲストルームは今でも新築マンションで人気です。

しかし私が住んでいるマンションにもあるのですが、使おうかなと思ったものの未だに使ったことがありません。

あると便利だろうなとイメージはしていましたが、1度使うか使わ無いかの使用頻度でした。

使いたい時が偶然重なったことで使え無いということもあり、なかなか難しい施設です。

そのため維持費としてはもったい無いものかなと思います。

 

視聴覚ルーム

大型モニターがあり、スピーカーが複数ついた視聴覚エリアですが、今では家でもそこそこ大きなモニターが買えるので利用する人は少なくなりました。

維持費はそれほどかかりませんが、利用者が少なくなったものの一つです。

 

ラウンジ

上層階などに設置されている共用施設です。当初は高級マンションのような感じで利用されていましたが、次第に使われなくなります。

今では一部の人しか使わ無いものになりました。

 

キッズルーム

マンションキッズルームの幼児向け乗り物

子育て世代のファミリーにはとても魅力的な施設です。

以前はこのようなキッズルームがあると雨の日や暑い日などには助かるなと思っていましたが、ある年齢をすぎると物足りなくなってしまい、遊べなくなりました。

せめて公園のような施設であるともっと年齢がたっても遊べるのになと感じています。

キッズルームだと幼稚園年長でも面白くないと話しているので、使える時期が短いのを実感しました。

 

まとめ

マンションの共用施設はできるだけ住人全員が使えるものを選びたいところです。

視聴覚ルームや、パーティルーム、ゲストルーム、温泉などは一部の人し利用され無い施設です。

維持管理費は毎月必要になるので、できるだけ少なく抑えたいところ

そうなると一部の人だけが使う共用施設はやめていく流れになっているのが現状です。

今回勉強ルームは気分転換にいいと書きましたが、これも私にとっては便利ですが、他の人にとっては使わないものなので必要のないものに入るのかもしれません。

一部の人しか使わないもので現存するものがあれば、その中からできるだけ維持費が低いものだけを選んでいくのが良いと思います。

最後にsuumoに載っていた大規模マンションに住む400人に調査「人気共用施設・サービスランキングTOP15」を追記します。

  1. 24時間ゴミステーション
  2. 宅配ロッカー
  3. サイクルポート
  4. 防災備蓄庫
  5. 新聞&玄関ポストまで配達
  6. レンタサイクル・サイクルシェア
  7. ゲストルーム
  8. ライブラリー・スタディルーム
  9. コンシェルジュ
  10. ロビーラウンジ
  11. キッズルーム
  12. 集会所
  13. 戦車スペース
  14. パーティールーム
  15. ペット専用洗い場

参考:大規模マンションに住む400人に調査「人気共用施設・サービスランキングTOP15」(雑誌suumo

上で紹介した施設も入っています。

本当に必要かはそれぞれ異なるので、無駄な共用施設ではないかを自分に置き換えて考えてみてください。

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