住宅購入・準備基礎

西向きマンションのメリット・デメリット

マンションと西日

マンション内の住戸価格は階数や広さ、方角など色々な条件できまります。

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その中でも方角によっても価格もかわってきます。その理由は太陽の当たり方(日当たり)西日に関係しています。

今回は西向きの住戸を購入した場合のメリットとデメリットについてまとめてみました。

私は西向きの部屋に住んでいたことがあるので、良い面と悪い面から紹介します。

西向きの部屋のデメリット

マンションと西日

まず西向きの部屋のデメリットから。

一番厳しいのは午後以降、太陽が西側から射すこ西日です。もし西側に窓やバルコニーがあった時は太陽の当たり方が強烈でした。

特に夏はカーテンで遮っていても、それでも熱が部屋内に入ってきます。そうなると部屋が30度以上になります(ほっておくと35度以上)。部屋の熱のこもり方がすごかったです。

5月ぐらいまでは湿度が低いので、太陽が当たらないように工夫をすれば涼しくいられますが、6月以降から夏にかけては光を抑えて、冷房をきかせないと暑くて大変な時期になります。エアコン代が結構高くつくというのを覚えておきましょう。

西側にベランダがあれば洗濯物は乾きやすいので便利です。ベランダの洗濯物でまずは太陽を遮り、その上にブラインドを取り付け角度を変え、そして太陽が入りにくい仕組みのあるカーテンの三重装備で直射日光を遮っていました。

太陽の当たり方は低層階や高層階では全く異なります。夏場は太陽の角度が高めなので、そのあたりも踏まえておきましょう。

中古マンションの場合は必ず実際の建物の午後から夕方にかけての直射日光をチェックするようにしてください。

 

西向きの部屋のメリット

マンションを見上げてみえる建物と空

次に西向きの部屋のメリットです。

「夏場の太陽の直射日光が厳しい」とデメリットの所で紹介しましたが、逆に冬になると温かいのが特徴でありメリットです。

私が西向きに住んでいた時に嬉しかったのがこの冬の時期です。なんとエアコンやファンヒーターがいらない状態でしたよ。

昼から夕方にかけて逆にカーテンをあけて部屋の中に太陽光を入れることで自然の温かさを感じていました(ただし低層階でカーテンを開けると周りから見えてしまう場合は不可)。

その熱がそのまま夕方以降も残るので、夜まで何も寒さ対策をする必要がなく光熱費が安くいられました。

普段は別の場所にいることが多いのですが、冬のこの時期だけは西側の部屋に家族が集まっていましたよ。

ただし天気が悪ければ寒いです。その場合は仕方がないのですね。

これも階数によって太陽光の当たり方が違います。私は西向きの低層階に当時住んでいたので、角度が低い冬に太陽がよく部屋内にあたっていたのも大きいのかもしれません。

高層階だと夕陽が綺麗に見えますが、すぐに見慣れてしまうかもしれません。

 

最後に

西向きの場合は昼からの西日をどう対処するかによって変わってきます。夏場は本当に厳しいので家にいる場合は工夫が必要ですが、冬は逆に暖かくて助かっています。

しかし平日は仕事で家にいないのであれば、夏場のデメリットもそれほど影響はありません。帰宅したら洗濯物も乾いているし、部屋が「むわっ!」としているぐらいでしょうね。

そして「冬に帰宅したら部屋が暖かくて嬉しい」という思いもありますよ。

ファミリー向けマンションだと西向きは3LDKが多い印象です。このあたりは各マンションの価格などと相談して決めるようにしましょう。

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